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アロマ効果で美肌へ!自宅で簡単にできるアロマオイルマッサージ

デイリーグッズ

 
アロマセラピーは古代から伝わる自然療法の一つであり、植物の香りと天然成分を使って心と体を癒す方法です。エッセンシャルオイルを使ったアロマセラピーは、ストレスの軽減、リラクゼーション効果、そして美容や健康にも効果があるとされています。

天然成分が凝縮されたエッセンシャルオイル(精油)は、さまざまな植物から抽出されています。今回は、それぞれのオイルが持つ異なる特性や効果、エッセンシャルオイルの有効な使い方などをご紹介しています。

アロマセラピーについては、こちらの記事でもご紹介しているので一緒にご覧ください。↓

エッセンシャルオイルが人体に与える効果について

植物から抽出されたエッセンシャルオイルの香りは私たちの嗅覚を刺激します。アロマセラピーでは、その香りが脳や神経系に影響を与えることで、心身のバランスを整えると考えられています。

香りが伝わる経路について

香りは、はじめに鼻の奥にある嗅上皮(きゅうじょうひ)に届き、嗅細胞の嗅毛(きゅうもう)という細かい毛にキャッチされます。そこで香り成分が感知され、電気信号に変わり、脳(※大脳辺縁系)に伝達されます。この時に「におい」として認識されるのです。

香りの情報は、自律神経系、免疫系、ホルモン系などに作用して精神面や感情面に影響を与えています。私たちは自分の心地よいとされる香りを嗅ぐことによって、気分が開放され、癒され幸せな時間が過ごせるのです。

※大脳辺縁系は、情動や意欲、自律神経系など人間の基本的な機能を司り、重要な役割を担っています。

ブレンドした香りの変化を楽しみましょう

エッセンシャルオイル(精油)によって、すぐに香りはじめるタイプとゆっくりと香りはじめるタイプがあり、香りの揮発する速度が変わってきます。
トップノート、ミドルノート、ラストノートといったタイプに分かれています。
それぞれ揮発速度の違うエッセンシャルオイルをブレンドして、香りのグラデーションを楽しむことができます。

トップノート      一番初めに香るものです。
30分ほど香りがつづきます。
ハーブ系、柑橘系、グリーン系
ミドルノートトップノートの次に香るタイプで30分後から香りはじめます。
中心的な香りを占めるタイプになります。
フローラル系
ラストノート2,3時間後から香りはじめ、数時間以上残り つづける香りです。香りを長持ちさせます。オリエンタル系、ウッディ系、樹脂系

柑橘系 ⇔ フローラル系 ⇔ オリエンタル系 ⇔ 樹脂系 ⇔ ハーブ系 ⇔ ウッディ系 ⇔ スパイス系 ⇔ 柑橘系

隣同士のグループからエッセンシャルオイルを選びブレンドすると相性がいいとされています。
エッセンシャルオイルの香りのタイプについてはこちらでご紹介しています。

エッセンシャルオイル別の作用や効果について

エッセンシャルオイルは、植物の花や葉、果皮や樹脂などから抽出される天然成分です。原料の植物は約3000種以上ありますが、現在精油として使われているものは200種類ほどです。

エッセンシャルオイルには、それぞれに異なる効果が期待できます。自分に合ったオイルを選んでアロマセラピーを楽しんでみてください。
エッセンシャルオイルにどのような効果があるのか少しご紹介しています。

  • 【ラベンダー】【カモミール】【ネロリ】のエッセンシャルオイルは鎮静作用があり、不安や緊張を和らげることができます。リラクゼーションやストレスの軽減に効果があるとされています。また睡眠の質を向上させます。
         
  • 【ペパーミント】【ローズマリー】【グレープフルーツ】のエッセンシャルオイルは、集中力を高め、筋肉や関節の痛みを和らげ、疲労回復に役立つとされています。
         
  • 【ティートゥリー】【ユーカリ】【レモングラス】には、抗菌・抗炎症作用があります。炎症を和らげてくれる効果や、空気中の微生物を浄化したりする効果もあるエッセンシャルオイルです。
          
  • 【ジャスミン】【ベルガモット】は気分をリフレッシュさせ、癒しの効果があります。

マッサージトリートメントオイルの効果と作り方

皮膚の表面には表皮があり、通常は異物が入らないようバリア機能が働きます。しかし精油の分子構造が小さいため、皮膚細胞を通して精油の成分を肌へ浸透させることができるのです。また毛穴や汗腺からも浸透させることができます。

植物の天然成分が凝縮されたエッセンシャルオイルを使い、その香りや成分の特性をマッサージにより肌へ浸透させ、美肌効果に役立てることができます。

アロママッサージトリートメントに使用する基材(植物油)について

マッサージトリートメントオイルは自宅で簡単に作ることができます。
エッセンシャルオイルは原液のままだと高濃度で肌への刺激がとても強いため、マッサージで肌へ使用する際には基材といわれる植物油(キャリアオイル・ベースオイルといいます)で必ず希釈することが必要です。

キャリアオイル(ベースオイル)は、アーモンドオイル、ホホバオイル、オリーブオイル、アルガンオイル、グレープシードオイルなどが使用されています。

肌へ使用する際のエッセンシャルオイルの希釈濃度について

ボディー用トリートメントオイル   基材 30ml  精油 6滴  
フェイス用トリートメントオイル基材 30ml 精油 3滴
ボディー用スキンローション基材(水・グリセリン)50ml精油 1~6滴ほど
フェイス用スキンローション基材(水・グリセリン)50ml精油 1~3滴程
バスオイル基材(オイル) 20ml精油 1~5滴
バスソルト天然塩 大さじ2精油 1~5滴

ボディートリートメントで使用する場合、精油の希釈濃度は1%以下とされています。その場合キャリアオイル50mlに対して精油は0.5 mlとなり、10滴ほどとなります。30 mlに対して精油6滴となります。(精油ビンのドロッパーから出る1滴は、0.05 mlとされています。)
フェイシャルマッサージで使用する場合は、精油の希釈濃度を0.1~0.5%以下としてください。

マッサージトリートメントオイル作りで準備するもの

・エッセンシャルオイル
・キャリアオイル
・ガラスの器(ガラスビーカーがおすすめ)
・ガラスのスティック
・遮光性保存容器

ボディー用マッサージトリートメントオイルの作り方

ガラスビーカーに基材(植物油)30mlとエッセンシャルオイル6滴(フェイス用は3滴)ほど加えてスティック棒でよく混ぜます。トリートメントオイルは遮光性保存容器に入れて保管して早めにご使用になってください。

スキンローション(50ml)の作り方

<しっとりタイプ>

基材は、しっとりタイプには、

・芳香蒸留水(40ml)
・無水エタノール(5ml)
・グリセリン(5ml)を使用します。

1.ガラスビーカーに無水エタノールとエッセンシャルオイル1~6滴(フェイス用は3滴ほど)入れてスティックでよく混ぜます。
2.芳香蒸留水(40ml)とグリセリン(5ml)を加えて再度よく混ぜます。
3.遮光性保存容器に移して保管してください。

※精油は水との親和性が低いので、先に精油とアルコールや植物油で混ぜておく必要がります。

<さっぱりタイプ>

基材は、さっぱりタイプには、

・精製水または芳香蒸留水(45ml)
・無水エタノール(5ml)を使用します。

1.ガラスビーカーに無水エタノールとエッセンシャルオイル1~6滴(フェイス用は3滴ほど)入れてスティックでよく混ぜます。
2.精製水または芳香蒸留水(45ml)を加えて再度よく混ぜます。
3.遮光性保存容器に移して保管してください。

※さっぱりタイプのローションを作る場合は、精油と無水エタノールをよく混ぜた後、精製水または芳香蒸留水を45ml加えてください。

注)エッセンシャルオイルは個人によってアレルギー反応を引き起こす可能性があります。敏感肌の方はアロママッサージなどで肌へ使用する際には、パッチテストを行って異常がないか確かめてから使用することをおすすめします。

バスソルトで全身浴 疲れ解消と安眠にいい

その日の疲れはその日の内に解消したいもの。毎日の疲労を解消するには、安心して熟睡できることが大切だと思います。
身体の細胞や組織は睡眠中に修復され、疲労が軽減されていきます。睡眠は、神経の回復にも重要で、脳は睡眠中に休息を取り自律神経系を修復しているのです。これにより、疲労感やストレスが軽減され、集中力や注意力が回復します。
十分に質の高い睡眠をとることが疲労回復に欠かせない要素となります。

全身浴で温かいお湯に浸かることで、血管が拡張し血行が促進されます。筋肉の緊張緩和や体のリフレッシュが期待できるのです。
お風呂に入ることで体温は上昇し、その後ゆっくりと下がっていきます。この体温の上昇と下降は、睡眠リズムを調整するのに役立ちます。そして入浴後に体温が下がることで、身体が自然に眠りに向かいやすくなるのです。

天然塩を使ったバスソルトは、ミネラル成分が豊富です。身体を温めてくれる効果があり、血行を促進して発汗を促すのでデトックスにもなります。好きなアロマエッセンシャルオイルの香りでリラックスした幸せなひと時を過ごして下さい。

バスソルトづくりで準備するもの、作り方

・天然塩 大さじ2
・エッセンシャルオイル 1~5滴
・軽量スプーン
・ガラスの器

天然塩とエッセンシャルオイルを器に入れてよく混ぜます。浴槽に入れてよくかき混ぜてください。

熟睡におすすめのエッセンシャル

カモミール鎮静作用があり、不眠や不安を緩和すると言われています。
ラベンダーリラックス効果があり、睡眠を誘発します。
サンダルウッド  ストレスや不安な気持ちを和らげ、リラックス効果があります。  
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